実家の片付けは、物を捨てる前に「残すべき物を守る」ことから始めます。
目次
最初に捨ててはいけない物
- 通帳、印鑑、証券、保険証券
- 権利証、契約書、年金・税金関係の書類
- 鍵、暗証番号、連絡先メモ
- 写真、手紙、家系資料
- 着物、古銭、切手、骨董品
- 貴金属、時計、ブランド品
- デジタル機器と記録媒体
- 借り物、預かり物
片付ける前に決めること
- 誰の物か
- 誰が処分を決めるか
- いつまでに終えるか
- 残す場所をどこにするか
- 売却代金や費用をどう扱うか
所有者が健在なら、本人の同意を優先します。相続が関係する場合は、一人の判断で処分しません。
最初の日にする作業
| 順番 | 作業 |
|---|---|
| 1 | 重要書類・貴重品を一か所へ集める |
| 2 | 冷蔵庫・食品・薬など期限のある物を確認 |
| 3 | 危険物・火気・電池を分ける |
| 4 | 明らかなごみだけを処分する |
| 5 | 価値が分からない物を保留箱へ入れる |
部屋単位ではなく種類単位で進める
一部屋を完全に空にしようとすると、判断が多くなり疲れます。最初は食品、書類、衣類、本など種類を一つに絞ります。
4つの箱を用意する
- 残す
- 本人・家族に確認
- 売却・譲渡を検討
- 処分
迷う物を無理に決めず、確認箱へ入れます。確認箱の量と確認期限だけを決めます。
売却は処分前に行う
着物、古銭、切手、骨董品、ブランド品、比較的新しい家電などは、価値が分からなくても先に分けます。
一括処分を頼む前に、出張買取と不用品回収の違いを確認してください。
遠方の場合の工夫
- 訪問前に必要書類の場所を聞く
- 部屋全体を写真・動画で記録する
- 次回までの確認事項を紙に残す
- 自治体の粗大ごみ予約日を先に確認する
- 一回で終わらせず、判断と搬出を分ける
最初の目標
初日に家を空にする必要はありません。次の3つができれば前進です。
- 重要な物を守る
- 危険・期限のある物を処理する
- 次回の作業範囲を決める
親が処分に抵抗する場合は、親が物を捨てたがらないときの進め方をご覧ください。
相続、成年後見、賃貸・不動産契約などが関係する場合は、必要に応じて専門家や関係機関へ確認してください。
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